植物屋への道
思い立ってすぐに行動開始。
とはいえ、閉店間際の閑古鳥店とはいえ仕事しながら…
ただうちの閑古鳥店は大型ショッピングモールにあるので、花屋もガーデニング屋も本屋もある。
休み時間を利用して勉強できる環境なのだ。
先ずポピュラーな観葉植物を楽天で10鉢購入。
何がポピュラーかも実は知らん。
普通の人より知らん。
楽天から届いた鉢は評判通り元気で、それぞれに詳しい育て方が書いてある。早速それをラベルシールに書き写し鉢に貼る。
100円ショップに行く。師匠Sさんは100円ショップの苗を大木に仕上げてることだし。私も挑戦。
多肉植物がかわいい。流行ってるらしいな。色々と10鉢購入。
ガーデニング売り場がある事も知らなかったが、行ってみたら冬なのもあるが枯れ木売り場かと思うぐらい荒れて店員もいない…
愛情がない売り場もあると言う例を早くも知る。
買った植物のために何種類か土を買う。
本屋に行く。専門誌は高い。
初歩のガーデニング本ぐらいならブックオフに行こうと決めて立ち読みに利用する。
美しすぎた花束作りの本だけ購入。
仕事してるフリしてネットで色んな人気植物店を調べる。
Amazonの中古で花屋開業の本を買う。以前このシリーズの雑貨屋開業の本を買ったな…
本には私がビビッとくり花屋はあまり無かったが 仕入れや経営的な裏事情、年間の流れ等は勉強になった。
普段見もせずにゴミ箱行きだった県民だより、市民だより等 にもしや?と目を通すと、キノコ栽培教室やガーデニング教室が無料で開催されていた。 キノコの方は幸い休日だったので即申込む。
ショッピングモール内の花屋に行く。花に興味ない時からここの花束は欲しくないなと思っていた。
花にラメを付けたり、特殊な色で染めたバラが何日も値下げせず高い値段で売られている。
弱った花を加工で誤魔化してる。
家賃が高いからか…
ここで学ぶことはなさそうだが、変わったチューリップなどをこっそり無音カメラで撮影した。
休日、
道の駅に行ってみる。花農家が持ち込みしているので鉢に生産者の名前入り。地元の花農家データを作る
ホームセンターのガーデニング売り場に行く。ここも枯れ木売り場だった。しかも通常より高い。
ネットで評価の高い、値段も高いハサミだけ購入。
近隣のガーデニング屋に行く。
決して安くは無いが店員さんが知識豊富で詳しく教えてくれた。
売り物か微妙な変な形の多肉などを4鉢購入。
変な形になってる方が面白いなと思う。
育てるのも楽しいが、どんな育ち方したらこうなった?と感じる植物がかわいい。
そもそも昔から面白い植物を見たら欲しいな~とは思ってた。それを一から育てるのでは無く、今これが欲しいと思った。
私はそんな今すぐ面白い植物を集めたり育てたりしたいな~と思う。
仕事から帰宅するのはいつも23時過ぎ。でも全ての鉢を見るようになったし、一人暮らしの玄関のモンステラにただいまと声かけるようになった。
すでに頭の中は植物でいっぱい。
森で木を売ります
そうなんです。
森で木を売る事にしました。
友人が貸してくれるテナント(ログハウス)は森の中にあります。
友人は森の中の隠れ家レストランをやっているので、その離れです。
友人はレストランが軌道に乗り、次のビジネスをやりたくてログハウスを建てました。
家賃は要らんから二人で何かやろうと言う話しです。
先ずテナントが手に入り、何を業とするかが決まらないまま約半年。
何をすれば良いか悩みあぐねていましたが、色んな人に会い色んな話をする中でハッキリしてるのは、
好きな事しか続かない自分の性格。
ある日、植物好きの友人Sさんの家に行った時 彼女が植物屋さんにすれば?と言いました。
また突拍子もない!私はサボテンも枯らす女やで!と言いましたが
どんな枯れ木も生き返らせる私がノウハウは伝授するから!と。
Sさんは、理由はありませんが
彼女がいうなら間違い無いと思わせる女なんです。
何も起業してませんが、彼女のアドバイスで周りの人間が商売成功したり株で儲けたりしています。
五分後、植物屋に決めた!と決心しました。
突拍子無くていいや。何をするにしても一からには違いないし。
方向が決まったら動き出せる。
翌朝、少し冷静になり、レストランのオーナーつまり私のテナントの貸主は植物屋やろうと言ったらどう言うだろう…何と言って切り出そうか…と考えました。
メールしようと携帯を手にしたら、その彼女からメールが。
森で原木キノコと檜で入浴剤作らない?との内容。
そっちも森で木を売る系か!
私も植物屋でどうかと伝えようとしてたとこ!と返信。
更にSさんの勧めや!と付け加えると
よっしゃ!それで行こう!と一瞬で話がまとまりました。
Sさんに決まったよ!と連絡したらマジか…と言われましたが…
決まってしまいましたから‼
いよいよ家に一つも植木鉢がない私の植物屋への道がスタートしました〜♫
森で木を売ります
そうなんです。
森で木を売る事にしました。
友人が貸してくれるテナント(ログハウス)は森の中にあります。
友人は森の中の隠れ家レストランをやっているので、その離れです。
友人はレストランが軌道に乗り、次のビジネスをやりたくてログハウスを建てました。
家賃は要らんから二人で何かやろうと言う話しです。
先ずテナントが手に入り、何を業とするかが決まらないまま約半年。
何をするにしても一からには違いなく悩みあぐねていましたが、
植物好きの友人Sさんの家に行った時 彼女が植物屋さんにすれば?と言いました。
また突拍子もない!私はサボテンも枯らす女やで!と言いましたが
どんな枯れ木も生き返らせる私がノウハウは伝授するから!と。
Sさんは、理由はありませんが
彼女がいうなら間違い無いと思わせる女なんです。
何も起業してませんが、彼女のアドバイスで周りの人間が商売成功したり株で儲けたりしています。
五分後、植物屋に決めた!と決心しました。
突拍子無くていいや。何をするにしても一からには違いないし。
方向が決まったら動き出せる。
翌朝、少し冷静になり、レストランのオーナーつまり私のテナントの貸主は植物屋やろうと言ったらどう言うだろう…何と言って切り出そうか…と考えました。
メールしようと携帯を手にしたら、その彼女からメールが。
森で原木キノコと檜で入浴剤作らない?との内容。
そっちも森で木を売る系か!
私も植物屋でどうかと伝えようとしてたとこ!と返信。
更にSさんの勧めや!と付け加えると
よっしゃ!それで行こう!と一瞬で話がまとまりました。
いよいよ家に一つも植木鉢がない私の植物屋への道がスタートしました。
河原で石を売るように 其の二
何らかの商売を始める気になったのには訳がある。
20年近い仲の友人Gが去年の夏に一緒に何かやらない?と誘ってくれていたのだ。
いいね〜と言いながらも お互い何かやる何かが何も見つからなかった。
Gは閑静な住宅街に広大な敷地の森を有している。
両親を亡くしてその敷地を相続した。今はその敷地内にログハウスを建て石窯ピザの店を経営する女性オーナーだ。
まだ余りある敷地に もう一軒小さなログハウスを建てるから そこで二人で何かやらないかと言うのだ。
その話から三ヶ月後、ログハウスは素敵に完成した。
今はまだ何かやる何かが見つからないまま離れの個室になっている。
何かやる何かなぁ…会う度二人で頭を悩ませていた。
何かやる話が始まってから、私も色んなプランは考えていた。
色んな人に会って意見も聞いた。
主にターゲット層になりそうなオシャレでライフスタイルにこだわりを持つ主婦や、一流品に囲まれた暮らしをしているリッチなマダム、ものづくりしている人など色んな友人に
あのログハウスで、私が何か商売するなら何が良いと思う?
貴方なら何やる?
無茶振りぐらいの質問を浴びせかけた。
友人みんなが口を揃えて言うのは、
あんたはセンスがあるから何しても面白い感じにはなりそうという、かなり買いかぶりな意見。
そして意外にも何するにせよ協力するよ!という温かいことば。
カフェと焼き菓子の店は?
マクロビオティックの食材は?
ドッグカフェは?
色んな意見を前向きに検討してみたが、いずれにしても 今まで興味が無かったことを半年や一年で商売にするのは素人以下の仕上がりにしかならないだろう…ということ…
最近焼き始めた人のケーキなんて普通の主婦に余裕で負けるだろう…
悩んでる間に思った以上に早く私の失業が決まった。
もう悩んでるヒマはなくなった。
どうしよう…
河原で石を売るように
年始早々 勤めている化粧品屋が春で潰れることになった。
まぁ入社した三年前から、潰れるだろうな~という経営状態ではあった。
私は大体ニ、三年で仕事を変えているのだが、面白いぐらいに転職理由が、倒産か経営難による解雇…
運が悪いのか、私が疫病神なのか…
先日娘も成人式を終え、就職も内定が出て 私の子育ても完了したことだし、もう自分1人が食べて行ければいいかと思っている。
次の転職はもう、したくない事はしたくないと思う。
したくない事を頑張っても、したい事を頑張っても どっちにしても一生金持ちにはなれないと思うので。
しかし様々な仕事をニ、三年やって来たけれど、どれも特に天職と思えるものはなかった。
だから次の仕事を始めるとしてもまた一から新しい職種になるだろう。
43歳でまだ一からなんて お恥ずかしい限りだが何にも見つかって無いのだから仕方が無い。
とりあえず半年後に事業を始めます!
因みに貯金ほぼゼロ。
こちらで開業までの記録日記をつけていきます( ´ ▽ ` )ノ
優しさと弱さ
最近知り合った男性が身体と心の病気だった。
野良猫を保護する優しい人でペットの話題で仲良くなった。
今は実家で療養中とのこと。
身体が弱ると心も弱るもんね。と何処かで聞いた言葉をかけていた。
でも詳しく聞くうちに???と感じてきた。
療養は既に10年らしい。
やりたい仕事はあるが急に病気の症状が出て迷惑をかけたくないから出来ないらしい。
病気なのに昼間からビール。
肥満も病気のせい。
野良猫を保護するのは自分が癒されたいからじゃないか。
保護しているのは彼では無く彼の親じゃないか。
そんな彼に癒してくださいよ。と言われてカチンと来たので言った。
私は誰も頼らず自分で生きてくのに精一杯です。
ずっと優しい人が好きだと思ってきた。がんばる人が時折見せる弱さは受け止めたい。
私が辛い時に思い出すのは以前、亡くなった友達のお父さんに言われた言葉。
悩んだ時は頭使わず身体動かせ!
それを彼に話してみた。
何か感じてくれたのかはわからない。
イメージさせること、
優勝者は……
エントリーナンバ○番!
的なシーンをテレビで見る時
それまでの流れを見てなくて
発表の瞬間だけを見てても
優勝者はこの人だろうな。って思った方を大体当てることが出来る。
出来るようになった。あの日以来。
娘がモデルのオーディションを受けた事があった。
正確には衣装とヘアのコンテストでモデルを担当しただけなので
評価はモデルに対する物だけでは無いんだけど。
最終審査に残ったモデル五名が
人生でこれ以上多くの人の視線に晒される事は無いであろうキャパ2000人以上の会場のステージをウォーキングした。
バレエやダンスをやってきて、色んな大会出場経験もある娘はモデルとしては素人だけど アドリブを入れた動きやポーズで他のモデルとは違う個性を表現していた。
前日まで 与えられた全員同じ時間の中でモデルとしてどうその衣装とヘアの良さをアピールできるかを研究していたし。
いよいよ優勝者の発表の時
私が一緒に見に行った友達が耳元で
○番だな。と娘の番号では無い数字を言った。
そしてその子の上にスポットライトが当たった。
そのモデルはウォーキングは素人丸出しだったけど楽しんでる雰囲気で確かに輝いてた。
何でわかったの?と友達に聞くと
あの子は優勝を発表された後の表情がイメージできたから。と答えた。
悔しいけど
とても腑に落ちた。
娘にも後日話すと、私も彼女だけは優勝おめでとうって心から思えた。
と、言った。
それから私もそういうシーンを見ると優勝者を当てることが簡単に出来るようになった。
ある時はどうしてもイメージすることが出来なかったら、今回はグランプリはありませんという結果だったこともある。
これから何らかのオーディションを受ける人は優勝した自分も表現しなければいけないと思う。
娘はモデルは一日だけの青春の思い出になったが
その法則を就活の集団面接に活かした。狭き門の上場企業に一発内定を決めた。
私は自慢は嫌いだけれど初めてこの場で自慢しちゃいました(*^^*)